“やあ 小さな仲間たち”(33) 石亀泰郎

「こら、この鼻傷はいったいどうした」とききながらポンと小さな鼻をつっついたら、もううれしくて笑いがとまらない。気をつけろよ、むこう傷は男のしるしとは思うけど、そんなに森の中でころがり回ると、またやるぞ。